F56 ミニクーパーD EGRバルブ清掃!

F56 ミニクーパーD、エンジン不調、積載車で運ばれてきました。

ピットに入れ、診断していきます。
診断システムを繋いでチェックすると、EGRバルブの固着が濃厚です。

EGRとはディーゼルエンジンの排ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)を減らすために、排気ガスの一部を吸気に戻してあげる装置でEGRバルブはその流量を調整する装置なのですが、そこにディーゼルならではの煤が多く付着して、バルブが固着してしまい、結果吸気の空気量が調整出来なくなり、燃焼が不安定になり警告灯が点いてしまってました。
EGRバルブを外してみます。
エアクリーナーボックス〜スロットルボディ間のダクトの下側、エンジンブロック向かって右側にあります。
EGRバルブを外してバラします。
下側のフタは「開けるな!」とばかりに特殊なボルトで固定されていましたが、開けちゃいました(^^)

清掃前の写真撮り忘れましたが、ススがビッシリと溜まって、バルブが固着していました!

ススを取り除いて清掃すると、バルブが動くようになりました\(^o^)/
組み立てて元に戻して、コンピュータにて動作チェックをします。
コンピュータの指示に対する数値がずれていたり、リニアにスムーズに動作しなければEGRバルブの交換をしなければなりませんが…
規定値に達し、合格です!

本来ならば交換すべきパーツですが、清掃で直りました(^^)
交換時期を過ぎていたエンジンオイルを交換!

定期的な交換を怠ると、ススの発生量が増加します(T_T)
クリーンディーゼル対応のACEA C3規格を取得したエンジンオイルへ交換しました。
明日のご納車予定です。

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